レンタルプライスリスト2024
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在庫のご確認・お見積依頼はこちらからTEL:0120-706-120※記載の価格には、消費税は含まれておりません。 ※レンタル料金はお断りなく変更させていただく場合がございます。SOLUTIONソリューション-16出典 国立研究開発法人産業技術総合研究所計量標準総合センター(NMIJ)   工学計測標準研究部門力トルク標準研究グループ   「力・トルクの国家計量標準について」出典 M_Wozniak D_Roeske IMEKO 2015 poster1 kN・N 実荷重式トルク標準機20 kN・N 実荷重式トルク標準機トルクの校正について 国内におけるトルクの特定標準器による校正は、産業技術総合研究所が開発した実荷重式トルク標準器で参照用トルクセンサを校正することによって行われています。 自動車等の製造ラインにおけるメンテナンスで使用されるトルクレンチやトルクドライバの締め付けトルクは、製品の安全性を保つ為に適切に管理される必要があります。また、EVモータなどの研究開発においては極めて重要な評価項目の一つとなっています。トルク校正装置 〜実荷重式/ビルドアップ式〜 前述の通りトルクの国家標準は実荷重式のトルク標準器によって実施されており、その為多くの校正試験所ではこの方法が採用されています。 この実荷重式は精度の高い(不確かさの小さい)トルク校正を行うことができますが、モーメントアームに取り付けたおもりの安定を待たなければならないために何台ものトルクメータを校正する際の設定変更にはかなりの時間が掛かってしまいます。 一方でビルドアップ式のトルク校正装置はトルクの発生に油圧シリンダや電動モータ等を使用し、軸に直列に設置された内蔵の基準トルクセンサと比較することで被校正トルクセンサの校正を行います。設定の変更は基準トルクセンサの交換によって行われるため、実荷重式に比べて短時間での校正が可能です。 精度は実荷重式にやや劣るものの、EVモータなどのトルクの大きいモータのトルク校正においては十分な精度を有しています。トルクセンサ/トルク校正装置

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