在庫のご確認・お見積依頼はこちらからTEL:0120-706-120※記載の価格には、消費税は含まれておりません。 ※レンタル料金はお断りなく変更させていただく場合がございます。SOLUTIONソリューション-24自動車部品の振動試験はISO16750、JASO D014に代表されるランダム加振試験が求められます。またEVの評価で要求のあるSOR試験にも対応しています。温度複合環境振動試験、共振点探査、加速度ピックアップの取付、治具の作成や試験後の測定/解析なども可能です。EMIは放射エミッションと伝導エミッションに大別されます。放射エミッションでは、被試験装置を電波暗室内のターンテーブル上に設置して360°回転、10m(3m)の距離にある受信アンテナの高さを1m〜4mまで変化させてEMIレシーバで受信レベルを観測し、最大となったところでこれを記録します。(規格により相違)伝導エミッションは、電源ラインに重畳されたノイズは主に擬似電源回路網(LISN, AMN)で、LANなどの通信ラインに重畳されたノイズはインピーダンス安定化回路網(ISN, AAN)を介してEMIレシーバ測定されます。落下型の衝撃試験では6dB/oct以外のSRS勾配を実現することが難しく、様々な条件での検証を行うことができません。ハンマリング衝撃試験では、ハンマによる打撃を用いた衝撃試験器を使用することで5〜10dB/oct(条件による)のSRS勾配を持つ試験が可能になります。イミュニティ試験では妨害波を意図的に機器/システムに与えてその耐性を評価しますが、アンテナから照射する方法が放射イミュニティ試験、専用の回路網などを使用して電源ラインなどに印加する方法が伝導イミュニティ試験と呼ばれています。また、IEC 61000シリーズやISO 11452シリーズでは静電気放電イミュニティ試験、電気的ファストトランジェント/バースト試験、サージイミュニティ試験、電源周波数磁界イミュニティ試験、電圧ディップ、短時間停電及び電圧変動に対するイミュニティ試験などのイミュニティ試験も規定されています。環境試験(振動、衝撃) 振動試験は、電気/電子部品(機器)が輸送などによって受ける振動を模擬することでその耐震性を試験します。リチウムイオン電池や衛星搭載機器などもこの試験が行われます。また、恒温恒湿槽と併せた複合環境での試験も可能です。 SRS衝撃試験は、電気/電子部品(機器)を落下させることにより衝撃を与える方法ではなくハンマによる打撃を用いて試験を行います。最近では航空/宇宙関連のお客様からのお問い合わせが増えている試験です。電磁両立性(EMC) EMCは日本産業規格(JIS)では「電磁両立性」と表され、主に電気・電子機器から発する電磁妨害波が他の機器/システムに対しても影響を与えず、且つ他の機器/システムから発せられた電磁妨害波を受けても自身の動作に影響を及ぼさないこととされています。 EMCは、機器/システムから発する電磁妨害波に対する要求「EMI(Electro Magnetic Interference)- 電磁妨害 -」と他の機器/システムから発せられた電磁妨害波に対する耐性「EMS(Electro Magnetic Susceptibility)- 電磁感受性 -」とに分けられています。前者は「エミッション」、後者は「イミュニティ」とも呼ばれます。 振動試験機EMI(エミッション試験)ハンマリング衝撃試験器EMS(イミュニティ試験)
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