接地抵抗試験では、太陽電池モジュールの接地抵抗が基準(300Vを超えるC種接地は10Ω、300V以下のD種接地は100Ω)より小さく保たれているかを試験します。
接地抵抗を正常に保つことにより、絶縁低下が発生した際に金属部分を大地電位に保ち感電を防ぎます。
太陽光発電システムにおける他の試験(絶縁抵抗測定、I-V測定など)を行う前に接地抵抗を確認することで、電気的安全を確保することができます。
接続箱試験では、すべてのストリングが正しく接続されていることを確認します。極性が逆に接続されたストリングが発見された場合は、そのストリングに関わる太陽光モジュールやバイパスダイオードなどの損傷が無いか確認する必要があります。