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いまさら聞けない 計測器の基礎
「パッシブプローブ」について知りたい

パッシブプローブとは

パッシブプローブは、オシロスコープで最も一般的に使用される電圧プローブの一種で、主に受動部品で構成されています。外部電源を必要とせず、ほとんどのオシロスコープに標準で付属しています。

パッシブプローブの特徴

構造

パッシブプローブは、抵抗やコンデンサなどの受動部品から成り立っており、信号を分圧して測定することが可能です。

減衰比

一般的なパッシブプローブは10:1の減衰比を持ち、入力抵抗は通常10MΩです。この高い入力抵抗により、低周波信号の測定において回路への負荷を最小限に抑えることができます。

使用範囲

基本的な電圧測定に適しており、特にDCおよび低周波数範囲での測定に有効です。

パッシブプローブの利点

コスト

パッシブプローブはアクティブプローブに比べて安価で、幅広いアプリケーションに適しています。

使いやすさ

複雑な設定が不要で、オシロスコープに接続するだけで使用できます。

耐久性

パッシブプローブは、アクティブプローブよりも堅牢で、物理的に強いです。

パッシブプローブの使用方法

接続

プローブをオシロスコープに接続し、グランドリードを取り付けます。

設定

必要に応じてオシロスコープの設定を調整します。多くのオシロスコープはプローブの減衰比を自動検出します。

補正

正確な測定のために、プローブ補正を行います。特に10xプローブを使用する場合は重要です。

パッシブプローブの注意点

負荷効果

パッシブプローブは測定対象に負荷をかけることがあります。特に高周波測定では注意が必要です。

周波数帯域

パッシブプローブの周波数帯域は、一般的に500 MHzから1 GHz程度ですが、測定対象によっては性能が制限されることがあります。

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