レンタルもリースも、料金を払ってモノ(物品)を借り、物品の所有権はレンタル会社・リース会社にあるという点は同じです。
両者の大きな違いは、レンタルはモノと合わせてさまざまなサービスを提供するのに対し、リースは、モノを介した金融取引、設備投資にかかる資金調達であるということです。そのためレンタルは、レンタカーやレンタルDVDのように必要な短期間だけ借りることが可能ですし、パソコンのキッティングや計測の校正など利用に不可欠な事前設定、使用期間中の無償修繕・交換、ソフトウェアや通信回線も併せて借りるなど、モノの使用に関するサービスをワンストップで提供することもできます。
一方、リースは基本的に中途解約が不可能であり、事前設定や故障修理などのサービスは全て自社で対応する必要があります。
結果的に、レンタルの方がモノの運用管理にかかる総コストを抑えることができます。