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ロボット・実用機器

2026/02/26

“清掃ロボット×人”の最適分担

清掃ロボットの普及が進む中で、「どこまで自動化できるのか」「人との役割分担はどうすべきか」
という悩みが増えています。
ロボットは効率と品質を高めますが、完全に人が不要になるわけではありません。
両者の強みを組み合わせることで、清掃業務全体の生産性は大きく向上します。
本コラムでは、その最適な「人×ロボット」分担モデルをご紹介します。

1.ロボットと人、それぞれの得意領域(課題と整理)

○ロボットが得意な領域

• 広い面積の床清掃(面の作業)
• 同じルートを毎日繰り返す作業
• 長時間の単純作業
• 深夜・早朝など人手が確保しづらい時間帯の稼働
• 一定品質の維持(疲労なし)

これらは“人がやると負担が大きい作業”であり、ロボットが導入される最大の価値となります。

○人が得意な領域
一方で、人には人にしかできない清掃があります。

• 机上・棚上などの立体物の清掃
• 壁際・隅・足元の細かい部分の拭き上げ
• ロボットが通れない狭所・段差・カーブの多いエリア
• 汚れの判断(例:飲み物のこぼれ、こびりつき汚れ)
• 接客や巡回など、人の存在が必要な業務

ロボットが苦手な“判断や細部の作業”を、人が補完します。

3.ロボット導入後に“やってはいけない3つの落とし穴”

① ロボットに全てを任せようとする
ロボットは万能ではありません。
“人の作業をゼロにする”前提で設計すると、
・清掃品質の低下
・想定外のトラブル
が発生しやすくなります。

② タスク分担が曖昧なまま導入
「ロボットがどこをやるのか」「人がどこをやるのか」を明確にしないと、
・作業の抜け
・手戻り
・ロボットが動かせない
など混乱の元になります。

③ スタッフ教育・習熟が不足
ロボット運用には、
・簡単なエラー解除
・消耗品の交換
・スタート地点のセット
など最低限の知識が必要です。

トライアル段階で「誰が・どうやって使うか」を決めることが大切です。

4.効果を最大化する“清掃ロボット×人”の分担モデル

ここでは、実際の施設でよく用いられるモデルをご紹介します。

① 【ベースモデル】
ロボット:床面の自動清掃
人:細部の清掃・衛生作業・巡回
最も一般的な分担。日常清掃の約50〜70%が自動化できます。

② 【夜間型モデル】
ロボット:閉館後に全エリアを自動清掃
人:翌朝仕上げ・モップ仕上げ・ゴミ回収
24時間施設・ビル・商業施設で多いモデル。人件費がかさみやすい深夜帯をロボットで代替します。
※動作感知セキュリティのセンサーには反応します

③ 【分割エリアモデル】
ロボット:通路・ロビー
人:ワークスペース周辺・机下・什器密集地帯
オフィスで特に効果の高いモデル。
通路の面積が広くロボット効果が出やすい一方、机下は人が対応する形になります。

④ 【工場・倉庫モデル】
ロボット:単純動線・広面積の床
人:製造ライン周辺・水濡れや特殊汚れ
工場ではロボットが驚くほど効率を発揮します。特に倉庫通路はロボット清掃に最適です。

 

5.最適分担が生む、3つの大きなメリット

① コスト最適化
“人がやるべき作業”に集中できるため、人件費のムダが減り、ロボットの稼働率も最大化できます。

② 清掃品質の安定
面をロボットが、細部を人が行うことで、清掃品質のばらつきが大幅に低減します。

③ スタッフの満足度向上
ロボット導入により、重い・広い・大変な作業が軽減され、スタッフの負担が減り、離職率の改善にもつながります。

6.まとめ:ロボットは業務効率化を支える“頼れる相棒”

清掃ロボットの役割は、
「人がやる必要のない単純作業から解放し、人が人にしかできない価値ある作業に集中させること」
です。
ロボット×人の最適分担を実現すれば、
• 清掃品質は向上
• 人員不足は解消
• 運用コストは最適化
という“三方よし”の状態をつくることができます。

SMFLレンタルでは、清掃ロボットの比較・運用相談・導入支援までワンストップでサポートしています。「どのロボットが合うかわからない」「分担設計を相談したい」というお客様は、お気軽にご相談ください。

※自社でも清掃ロボット「Whiz i」を2台活用してます。
 社内公募を行い、それぞれ「ぴかりん」(本社)、「きらりん」(テクニカルセンター)と名付け、
 親しみを込めて呼んでいます。