𝒅(𝒛[𝒎]):地面からの高さ 𝒅 (𝒚[𝒎]):測定距離
供試物/アンテナを設置した回転台を回し,ア ンテナ軸からの角度を θ 度ずつに分けて実験値を求める
IoT・M2Mに適した通信技術として、「LTE」や「LPWA」が注目されております。
Wi-FiやBluetoothといった近距離での通信とは異なり、LTEやLPWAでは10kmを超える長距離のデータ通信が可能となるため、遠隔監視や遠隔制御など様々な分野での活用が期待されております。
この長距離通信に欠かせない特性として「アンテナ放射特性」があげられます。
モジュール・アンテナ単体の放射特性は把握しているものの、筐体や装置に組み込んだ状態での放射特性を正しく理解しなければ、通信品質の劣化や不通といったトラブルを招くことが想定されます。
ネットワークアナライザと回転台を連動させた自動測定システムにより1パターン10分以下(実測3~4分程度)で測定可能です。どの位置でどの向きにアンテナを設置すれば最適なアンテナ放射特性を得られるのかをその場で検証することができます。
周波数:1~110GHz
参考費用:30~50万円程度 (計測器の構成、利用時間、内容により変動)