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SRS(衝撃応答スペクトル)を用いた衝撃試験

~ハンマリング衝撃試験のご紹介~

 SRSを用いた衝撃試験は主に航空宇宙分野で行われ、複雑な衝撃応答を再現する必要がある部品や機器に対して落下による衝撃を与えることで試験されます。被試験機器に対して、この衝撃がどのように影響したかを判断するためにSRS解析が用いられます。最近では自動車の分野でもSRSを用いた衝撃試験が行われるようになってきましたが、落下型の衝撃試験では6dB/oct以外のSRS勾配を実現することが難しく、単一条件での試験しか行うことができない為様々な条件での検証を行うことができません。

 ハンマリング衝撃試験では、ハンマによる打撃を用いた衝撃試験器を使用することで5~10dB/oct(条件による)のSRS勾配を持つ試験が可能になります。

ハンマリング衝撃試験器の特徴

ハンマリング衝撃試験器の概要

SRS

図1 SRS勾配:6dB/oct

  • SRS

  • SRS

  • SRS

  • SRS

試験フロー概略

  1. 供試品取付治具にダミー供試品を固定
  2. 面内方向試験は面内打撃用、面外方向は面外用ハンマをそれぞれ使用して供試品取付治具に打撃を加え、衝撃を発生させる。
    (ハンマ振り上げ角、ハンマ質量、緩衝材等を変化させ試験条件を達成させるパラメータを探す)
  3. ダミー供試品を供試品に付け替えて、2で決定したパラメータで試験を実施

実施例

SRS勾配が6dB/oct以上の場合(9dB/oct)

  • SRS

  • SRS

SRS勾配が6dB/octの場合

  • SRS

  • SRS

SRS勾配が6dB/oct 以下の場合(4dB/oct)

  • SRS

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