CISPR 12はエンジン/電気/または両方で駆動する、車両/ボート/その他の機械から放射される電磁波の不要輻射に関する限度値とその測定法を定めています。
一般的には電波暗室(ALSE:Absorber Lined Shielded Enclosure)内で試験され、車両の側面から10m(条件によっては3m)の距離に置かれたアンテナで放射されるノイズのレベルを測定します。
この時使用されるアンテナはバイコニカルアンテナやログペリオディックアンテナなど、受信機はCISPR 16-1-1に適合したテストレシーバで、車両の動作状態によって検波方法を変えて測定されます。
CISPR 25は自動車に搭載される全ての電気/電子部品に適用され、これらの部品やモジュールから発生する妨害波から同車内の受信機を保護するための推奨限度値とその測定法が定められています。
測定は大きく分けると伝導妨害波測定と放射妨害波測定に分かれ、前者は給電線、ハーネスや信号線に重畳された電磁妨害波を擬似回路網(AN:Artifitial Network)や電流プローブなどを介して測定、後者は電磁波として放射される不要輻射をアンテナやTEMセルなどを使用して受信し測定します。
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