IEC 61000-4-4では、車両またはESAの電源ラインにバーストノイズが印加された場合の耐性を試験します。試験器が発生させる波形は、誘導性負荷機器の接点の遮断などによって生じる繰り返し周期が早いノイズを模擬したものです。
立ち上がりが5ns、パルス幅が50nsのパルスを5kHz(または100kHz)の周期で75回、これを一定の間隔で繰り返し印加します。
IEC 61000-4-5では、系統側の切り替えやON/OFF、ショート、誘導雷などによって起こる比較的大きなエネルギーの電圧・電流の変化を模擬した波形を試験器から発生させます。
この波形は電圧波形と電流波形を組み合わせたもので「コンビネーション波形」と呼ばれ、一般的には1分間に1回の間隔で車両やESAの電源ラインに印加します。
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