光学顕微鏡にデジタル技術を組み合わせた観察装置であり、拡大した映像をディスプレイに表示しながら記録や分析ができるツールです。
主に製造業や研究開発分野で利用され、電子部品の検査、金属・樹脂材料の表面観察、生物サンプルの解析など幅広い用途で使用されます。
様々な対象物を鮮明な映像で
とらえます
それぞれのレンズが
各種光学アダプタに対応!
テレセントリックレンズ搭載
電動ズームレンズで簡単操作
3軸伝導高精度スタンドも搭載
メインユニット | レンズ | アダプタ |
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HRX-01 | HRX-2016E 低倍率電動ズームレンズ【20~160倍】 |
AC-2016R ロータリーヘッドアダプタ |
HRX-5040E 中倍率電動ズームレンズ【50~400倍】 |
AC-5040RV 角度可変ロータリーヘッドアダプタ |
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RX-100 | HRX-2016 低倍率電動ズームレンズ【20~160倍】 |
AC-2016R ロータリーヘッドアダプタ |
HRX-5040 中倍率電動ズームレンズ【50~400倍】 |
AC-5040RV 角度可変ロータリーヘッドアダプタ |
高解像力と深い被写界深度、長作動距離の確保の両立を実現した照明光学設計で、全体のシステムと最適に連携するため、アダプタ選択を含むレンズ詳細情報を伝達するプロセッサーを搭載。
ハイロックスHRシリーズレンズの性能を最大に引き出す専用設計で、映像と同時に、色・サチレーション・フォーカス情報などを50fpsの速さでリアルタイムに伝達するプロセッサーを搭載。
傾斜観察のスタンド操作時でも重さや微振動を低減するメカ設計に加え、XYZ軸を精密に動作させるドライバーとコントローラ、その位置情報をシステム全体へ伝えるプロセッサーを内蔵。
レンズ、カメラ、スタンドから展達された情報を一元管理する設計で、全ての信号を同期して画像とのタイムラグが無くコントロールできるプロセッサーを搭載しました。最適なスピードや精度でコントロールできる心地よい操作性と、最適な映像と映像情報の出力を実現。
お客様のご用途に応じてシステムが選択できるので、余計な投資は不要です。
2点間距離、角度、円周、面積の計測
高さ、粗さ(Ra,Rz,Rzjis)の計測
広視野高解像度撮影
微粒子、異物自動計測
対象物に直接触れることなく、360°視野の連続ライブ観察を可能にしたロータリヘッドアダプタ。
基板をステージにおいて、ピントを合わせるだけで、簡単に対象物の表情をとらえ、良否判定できます。
基板上の端々、中心など不特定箇所のはんだ付け部でフラックスの劣化が観られるので、ボイドの発生が想定できます。
実際に実装部品を剥がしてみるとボイドが観られました。
部品の実装状況
部品を剥がすと…
フラックス残渣境界面が滑らかでなく、はんだボールが観られる。
フラックス残渣が滑らか
業界最高倍率7000倍ピント調整不要のため、観察部を見失うこと無く拡大可能です。
膜厚を測定することで即座にOK/NGを判断することが出来るため、曲面部の薄膜不良発見に役立ちます。
3D構築過程で取り込まれたXYZ情報により任意の高さプロファイリングデータを作成でき、高さ・深さ計測や粗さ計測(Ra,Rz,Rzjis)が可能です。
金属表面の状態を観察するだけでなく、数値でアプローチすることが出来ます。