事故などにより停電が起きた場合、各発電システムが単独で送電を続けてしまうと、本来無電圧のはずの復旧現場で作業員が感電したり、火災が起きたりなどの二次災害が発生する恐れがあります。
それを防ぐ為に、パワコンには系統が停電中における発電システムからの送電を防止する「単独運転防止機能」が必要となり、JETの系統連系保護装置等認証などでも単独運転防止などの保護機能についての試験が要求されています。
太陽光発電システムで使用されるパワーコンディショナには、電力系統のトラブルを回避するため高い水準での信頼性が求められます。
この信頼性を評価するための試験のひとつに単独運転防止試験があり、主に負荷装置や各種電源が用いられます。
単独運転防止試験では、負荷装置の設定を少しずつ変更しながら100回以上評価を繰り返す必要があります。
負荷の設定変更はマニュアルで行われることが多いのですが、外部制御可能なカスタム負荷装置を用いることでリモート制御での設定変更が可能となります。
このようなカスタム負荷装置をはじめとした各種電源や計測器、ソフトウェアなどもレンタルでご提供が可能です。
詳細についてはお気軽にご相談ください。