サーモグラフィカメラを使用して太陽電池パネルや接続箱などの温度分布を測定し、異常発熱箇所の有無を確認します。特定のセルの温度が周りのセルより20℃以上高くなったり、接続箱内部の温度が周囲より5℃以上高くなっている場合は不具合とみなし適切な処置を行います。
サーモグラフィカメラによる測定は500W/m2以上の日射条件時に行い、測定中に影がかかってしまった場合は影が無くなってから3分以上経過したことを確認して再度測定します。
モジュールの電路探査は、ストリングのインピーダンスを測定し不具合のあるストリングを特定した後に行います。ハンダの劣化などにより出力が低下したモジュールを特定して交換、正常な発電出力を確保します。㈱アイテスのソーラーパネルチェッカは、発電中のセルに当てることで発電電流により発生する磁界を検出し不良のあるモジュールを特定することが可能です。
※1Z/iS連携キット(オプション)の接続が必要