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いまさら聞けない 計測器の基礎
電子負荷装置とは?

  • 電子負荷装置とは

    半導体を用いる事で負荷の大きさを任意に設定でき、電流(負荷電流)を引き込むことができる装置です。

    様々な電源の出力に模擬負荷として接続することで、電源の性能を試験することが可能です。
    また、異なる4つの負荷モードがあり用途よって選択することが可能です。

  • 電子負荷の概要

    電源装置そのものの試験を実施する際には必ず、電流を引き込む「負荷」が必要です。

電子負荷装置の用途

電子負荷は、電子回路や電源装置、電池などの性能評価試験や製品の検査に用いられます。
具体的には、以下のような用途があります。

4つの負荷モード

  • 定電流(CC)モード

    設定した電流値で動作し電圧が変動しても電流は一定になります。

    CCモード

    一般的に定電流(CC)モードはスイッチング電源の負荷変動試験や電池の放電試験に使用されます。

  • 定電圧(CV)モード

    設定した電圧値で動作し電流が変化しても電圧は一定になります。

    CVモード

    充電器のような定電流出力の電源装置を試験する場合に使用されます。

  • 定抵抗(CR)モード

    設定した抵抗値で動作し設定値に応じて、放電の電流値を決定します。

    CRモード

    受動素子である抵抗の代わりに電子負荷を接続する場合に使用されます。

  • 定電力(CP)モード

    設定した電力値で動作し放電中に電圧が変化した場合、変化に応じて一定の電力を消費させることができます。

    CPモード

    電源装置や電池の自己発熱や電源装置の変換効率を測定する場合に使用されます。

代表的な電子負荷装置

PLZ20005WH2

菊水電子工業(株)
高電圧大容量直流電子負荷装置
PLZ20005WH2

  • 動作電圧10V~1000V(最小動作電圧1.5V)
  • 1筐体20kWで超コンパクト(PLZ20005WH2)


3270

(株)計測技術研究所
交流電子負荷装置
3720

  • 4Uサイズで3.75kWの超コンパクト電子負荷
  • クラス最小の容積対負荷容量比(質量3.75kWで33.5kgと軽量設計)


NT-AA-10KE-L

(株)計測技術研究所
電子負荷装置
NT-AA-10KE-L

  • 交流電子負荷及び直流電子負荷として使用可能
  • 単相2線で最大50kW(5台)まで、三相の場合は30kW(3台)まで