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いまさら聞けない 計測器の基礎
「オシロスコープ」について知りたい

オシロスコープとは

電気信号(電圧)の時間的変化を波形として画面に表示する装置です。
目で見ることができないあらゆる物理現象も電気(電圧)に変換できれば、波形として観測できます。

オシロスコープの画面は、横軸(水平軸)が時間経過を、縦軸(垂直軸)が電圧レベルを表しています。

オシロスコープの用途

以下のような用途でよく使用されます。

  • 電圧(電流)の大きさを
    波形として観測したい

  • 設計した電子回路が
    理論通り動いているか
    確認したい

  • 自然現象や物理現象を
    把握したい

  • たまにしか出ない
    異常な信号(ノイズなど)
    を観測したい

  • コンプライアンステスト
    を実施したい

    (Ethernet、USB、DDR、MIPI D-PHYなど)

機種選定のポイント

オシロスコープを選定・比較する際には、以下の4項目を参考にしましょう。

チャンネル数

いくつの信号を同時に測定することができるかを表します。

2,4,6,8チャンネル等が一般的です。

  • テクトロニクス社 MSO54B
    4チャンネルモデル

  • テクトロニクス社 MSO58B
    8チャンネルモデル

周波数帯域

オシロスコープがアナログ信号を測定する能力を示します。

3dB(70.7%)減衰する周波数で定義されています。

オシロスコープを使用する際には、測定したい周波数の5倍以上の周波数帯域を持つ機種を選ぶことが推奨されています。

周波数帯域を超えた信号でも観測自体は可能です。しかし、表示振幅が小さくなり波形は忠実に再現できなくなります。

直流から“一定の周波数”(①のポイント)までは減衰することなく測定が可能です。しかし、それ以上の周波数領域では、周波数が高くなるほど減衰量が大きくなります。

サンプリングレート

時間軸上でどれくらい細かく信号を観測することができるかを示します。

目的の波形に対して、サンプルレートが十分高速なオシロスコープを選定すると、測定したい波形をより正確に再現できます。

  • 1秒間に10回サンプリング
    サンプリングレート:10S/s

  • 1秒間に20回サンプリング
    サンプリングレート:20S/s

レコード長(メモリ長)

波形のデータをどれだけ多く記憶することができるかを示します。

波形取込時間

波形取込時間を求める場合は、下記の式を利用します。

波形取込時間=レコード長÷サンプリングレート

  • レコード長が短いオシロスコープ

  • レコード長が長いオシロスコープ

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