電気自動車の普及、コネクテッドカーや自動運転車両の開発が進むにつれ、今まで以上に重要性を増しているのがEMC(電磁両立性)です。モーターや車載電子機器などから発生する電磁ノイズは、搭載される機器が増えると共にその影響もまた増大していきます。このようなノイズによる影響を防ぎその品質を保証するため、車載機器には様々なノイズ対策が要求されます。
EMC試験において機器自身から発生するノイズを抑制する(EMI:エミッション)ことはもちろんですが、他の機器から発せられたノイズによる影響を受け難いようにする(EMS:イミュニティ)ことも重要です。
イミュニティ試験の実施中は、機器の動作に異常が無いかを確認するためにほとんどの場合カメラでモニタしながら同時に録画するなどの方法によって記録されています。
これよりも正確に機器の挙動を監視するためには計測器類を使用して動作状況を監視する必要がありますが、被試験装置の種類によって監視方法も変わるに対応するため対応するには使用する計測器類もこれに合ったものを使用する必要があります。
このような場合の計測器の調達には、レンタルのご利用が便利です。
EMC 試験環境(電波暗室・計測器・アンテナ・アンプ等)をレンタルでご提供します。
EMC 受託試験会社である協働パートナーの充実した設備を1 日単位からご利用頂けるサービスです。
設備仕様 | 電波暗室 |
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寸法 (WxDxH) |
シールド面:7m x 10m x 6.3m など |
ターンテーブル | 直径:2 m 耐荷重:1 t |
周波数範囲 | EMI:10Hz ~ 6GHz EMS:DC ~ 18GHz |
場所 / 費用 | 詳細についてはお問い合わせください |