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いまさら聞けない 計測器の基礎 ~バイポーラ電源~
高速バイポーラ電源 HSAシリーズ

HSAシリーズ

(株)エヌエフ回路設計ブロック
高速バイポーラ電源 HSAシリーズ

HSAシリーズ

容量性負荷も誘導性負荷も安定駆動

HSAシリーズの機能

  • 1高速、広帯域(DC~最高10MHz)、高スルーレート

  • 2高電圧出力(最大300Vp-p)

  • 3電圧の極性によらず、電流の供給・吸収可能(4象限)

  • 4低出力インピーダンス

  • 5良好なステップレスポンス

  • 6直流バイアス、モニタ出力、レンジシフト機能等を装備

    レンジシフト機能は、HSA4012,HSA4014,HSA4051,HSA4052のみ搭載しております

アプリケーション

1圧電素子の駆動

圧電インバータ、圧電アクチュエータ等に使用する圧電素子の駆動例。
HSAシリーズは出力インピーダンスが極めて小さいので、静電容量の大きな大型の圧電素子でも良好なステップ応答が可能

圧電素子の駆動 概要図

2磁性材料の磁化特性(B-Hカーブ特性)

フェライトやアモルファスなど、高周波磁性材のB-Hカーブ測定用磁化装置としての使用例。
HSAシリーズのフラットで広い周波数特性と誘導性負荷に対する高い安定性が、負荷の挙動を乱すことなく再現性の高いデータをもたらすことが可能。

磁性材料の磁化特性 概要図

3信号発生器のパワーアンプとして

信号発生器のパワーアップに最適。広帯域・高電圧・低出力インピーダンスであるうえ、誘導性、容量性の負荷に対しても安定した電力供給が可能。

磁性材料の磁化特性 概要図

HSAシリーズの全モデル

HSA4011 HSA4012 HSA4014 HSA4051 HSA4052 HSA4101
周波数帯域 DC~1MHz DC~500kHz DC~10MHz
出力電圧 150Vp-p 300Vp-p 142Vp-p
出力電流 2.82 Ap-p 5.66 Ap-p 11.3 Ap-p 2.83 Ap-p 5.66 Ap-p 2.8 Ap-p
スルーレート 600 V/μs 400 V/μs 450 V/μs 5000 V/μs
HSA42011 HSA42012 HSA42014 HSA42052
周波数帯域 DC~1MHz DC~500kHz
出力電圧 150Vp-p 300Vp-p
出力電流 3 Ap-p 6 Ap-p 12 Ap-p 5.66 Ap-p
スルーレート 475 V/μs 450 V/μs

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